ProFTPDの設定

ご注意
ProFTPDを設定するためのサンプルファイルは、WIKIPLUSのWeb Hosting Managerの起動時に作成されます。先にWIKIPLUSの設定・Web Hosting Managerの起動後、こちらを参考にProFTPDを設定してください。

コンフィグファイルについて

WIKIPLUSが出力するコンフィグファイルは、WIKIPLUSを動作させるためのサンプルになっています。
セキュリティポリシーに合わせ、適宜ご変更ください。

また、FTPではなく、FTP over SSLもご利用いただくことができます。

コンフィグファイルのインクルード

コンフィグファイルは、以下のパスに出力されます。

/opt/JPC/wikiplus/var/wikiplus/proftpd/conf/proftpd.conf

/etc/proftpd/conf.d/にこのファイルをコピーします。また、/etc/proftpd/conf/proftpd.confでインクルードされているdefault.confは不要のためコメントアウトします。

# cd /etc/proftpd/conf.d
# cp /opt/JPC/wikiplus/var/wikiplus/proftpd/conf/proftpd.conf proftpd-wikiplus.conf
/etc/proftpd/conf/proftpd.conf
Include /etc/proftpd/conf.modules/*.conf
Include /etc/proftpd/conf.d/*.conf
#Include /etc/proftpd/conf/default.conf

ProFTPDの起動

ProFTPDを起動し、自動起動を有効にします。

# service proftpd start
# chkconfig proftpd on

(参考)SELinuxが有効な場合

SELinuxが有効な場合、ProFTPD起動時にmod_delayがファイルを作成できないためエラーが出て起動できません。

そのときは、以下のように制限を緩和することで起動が可能になります。

# setsebool allow_ftpd_full_access on