2.1.1p3の新機能
WIKIPLUS 2.1.1p3では、様々なバグの修正と、サーバ管理者、デベロッパー向けの微細な機能追加を行っています。
- サーバ管理者向けの機能
- php/FastCGIの実行に対応した。これによって、システム全体のメモリ使用量が少なくなり、よりリソースの少ない仮想環境などでも実行できるようになった。
- ウェブデベロッパー向けの機能
- プラグイン用のデザインファイル(Smartyテンプレート)内で、表示デバイスの判断が可能になった。
- 変数、{$viewtype}内に、文字列sp(スマートフォンとして解釈)か、default(それ以外)が投入されているので、これで判断する。
- プラグインのaction型呼び出しと互換性のあるhandler型呼び出しモードを追加した。
- URLでプラグインを実行するAction型「/?cmd=plugin名&var1=value1&var2=value2」の呼び出し方法と、Handler型「/modules/plugin名/_action/var1=value1/var2=value2」が等価になるようになった。このモードはプラグインのオーバーライドでマスク可能。
- URLの階層が異なるため、自動的にbaseタグが出力されることに注意。
- これにあわせて、Actionプラグインでmetaタグ内にNOFOLLOWを出さないように変更された。
- URLでプラグインを実行するAction型「/?cmd=plugin名&var1=value1&var2=value2」の呼び出し方法と、Handler型「/modules/plugin名/_action/var1=value1/var2=value2」が等価になるようになった。このモードはプラグインのオーバーライドでマスク可能。
- デザインファイル(Smarty)のpane命令内にて、content=で複数行のWIKIテキストが掛けるようになった。
これにより、デザインファイル内で、
{pane content=" * タイトル分 文章、テーブル、様々なプラグインなど。 }
と、複雑なコンテンツを書くことができるようになった。
- デザインファイル(Smarty)のpane命令内にて、読み込むページ(pangename or permalink)が無いときに表示するメッセージ(WIKIテキスト)が書けるようになった。error404=でWIKIテキストを記述する。複数行の記述も可能。従来もcontent=で記述可能だったが、error404=では新規作成ボタンを表示される。
- デザインファイルの{$topic_path_array}(アレイ型)にて、フォルダ名と解釈する文字列を返す機能が実装された。添え字、foldernameで参照する。添え字、pagenameとの違いは、最後に/がつくか否かと、トップページが/になること。pagenameでは/はつかず、最上位はデフォルトページ名(デフォルトではTop)になっている。sitemapプラグインなどとあわせて使用する。
- レスポンシブデザインの作成ができるようになった。
- bootstrapなどを利用したWIKIPLUSデザインを作る時、imgタグのwidthなどを回避する設定を追加。
- タイムラインのデザインファイルで、様々な引数をデザインファイルから参照できるようになった。
- WIKI構文、引数指定に三項演算子を利用することができるようになった。
- プラグイン用のデザインファイル(Smartyテンプレート)内で、表示デバイスの判断が可能になった。
- バグ修正
- OEM実装で、ツールチップの「WIKIPLUS」のブランド文字が一部書き換えられない問題を修正した。
- タイムライン等で画像の一覧を表示するとき、順不同だったものを、添付ファイル名でソートするようにした。
- InternetExplorerにて、エディタ上のツールボタンを押し損ねると、ボタンが無効化されてしまう問題を修正した。
- InternetExplorerにて、「HTML貼り付け」「貼り付け」時に、カーソル位置に正しく貼り付けられない問題を修正した。
- デザインファイル(*.design.*.tpl)の書き方によっては、一部のシステム出力ヘッダが2重に出る問題を修正した。
- レイアウト機能(styleプラグイン)の中に、見出し要素と1行だけのリスト要素を入れられない問題を修正した。
- 一部のレスポンシブデザインのデザインファイルで、エディタのユーザインタフェイスがが崩れる問題を一部修正した。
- 編集画面用のJavaScriptプログラムがブラウザにキャッシュされることで、ユーザインタフェイスに不可解な問題が起きることを修正した。
- エディタ内の様々なバグの修正を行った。