インストールの前に

概要

No項目詳細
1WIKIPLUSについて(本ページ)WIKIPLUSのシステム構成、WIKIPLUSパッケージに含まれるソフトウェア等をご案内しています。
2URL設計WIKIPLUSをどのようなURLで運用するかの設計をご案内しています。
3インストールに必要なものWIKIPLUSをインストールするためにあらかじめご準備いただくものをご案内しています。

WIKIPLUSについて

エンタープライズCMSであるWIKIPLUSには、ウェブサイトを新規に作成したり削除するためのウェブホスティング・マネージャーの機能が含まれています。そのため、インスタンス(ApacheのVirtualHost、エンドユーザーが把握する「ウェブサイト」という単位)を、1つのサーバーに複数収容、管理ができるソフトウェアとなっています。

1つのサーバーで作成できるWIKIPLUSのインスタンス数は、発行されたライセンスにも制限されますが、サーバーのスペックと、収容するインスタンスへのアクセス数によって異なります。

WIKIPLUSパッケージに含まれるソフトウェア

オンプレミス版およびデータセンター版WIKIPLUSパッケージに含まれるソフトウェアは以下です。

CMSエンジン
ユーザが通常目にするPHPで記述されたプログラムです。Apacheと同じ権限で動作します。
WHM(WIKIPLUS Hosting Manager)
WIKIPLUSのインスタンス(独自のFQDNを与えられるApacheのVirtualHost)を管理するためのプログラムです。root権で動作するデーモンプログラムと、操作するためのフロントエンドプログラムで構成されています。
ProFTPD設定ファイルのサンプル
WIKIPLUSは、一部のユーザーのためにFTP接続、FTPS接続を許可することができます。FTP / FTPSの設定はサーバー設計のポリシーが大きく関係するため、サンプルファイルのみの提供となります。
関連ミドルウェア
WIKIPLUSを動作させる為の関連ミドルウェアがパッケージで用意されています。それぞれのミドルウェアはそれぞれのライセンスに準じます。

インストール要件

WIKIPLUSをインストールできるサーバーは以下を満たすものです。

CPU64bit CPU(Intel x64 / AMD64)
メモリ2GB以上
ストレージ5GB以上
ホストOS全体を使用するため、ベアメタル(物理機)または仮想サーバー(HyperViser、Container技術で作られたインスタンス)への収容が可能です。

Red Hat Enterprise Linux 6版

  • yum + RPMサーバーで公開されています。アクセスにはSSLクライアント証明書が必要です。
    ※互換OSでの動作は保証していません。

Solaris 11版

  • pkgサーバ(IPS)で公開されています。アクセスにはSSLクライアント証明書が必要です。

インストールディレクトリ

WIKIPLUSは、以下のディレクトリにインストールされます。

/opt/JPC/wikiplus/WIKIPLUSのコアコンポーネントがインストールされます。
/var/wwwユーザーコンテンツ(インスタンスごとのデータ)がインストールされます。
設定ファイルについて
WIKIPLUSの設定ファイルや独自のメールテンプレートなどは/opt/JPC/wikiplus/conf以下に保存してください。これ以外のディレクトリはパッケージで管理されるため操作しないようご注意ください。

引き続き「インストールに必要なもの」にお進みください。