URL設計例

ここでは、WIKIPLUSのURL設計例を記載しています。参考情報としてご利用ください。

URL設計例 1

  • 比較的安価な設計 
  • 1つのグローバルIPアドレスで複数のインスタンスを収容
  • ワイルドカード証明書を1つ用意し、edit.wp.example.jpを編集URLとする
IPアドレスxx.yy.zz.ww
SSL証明書*.wp.example.jp
収容ドメイン名wp.example.jp
公開用URLhttp://[インスタンスID].wp.example.jp/
公開用SSL URLhttps://[インスタンスID].wp.example.jp/
編集用URLhttps://edit.wp.example.jp/[インスタンスID]/

URL設計例 2

  • 編集に安全性を考慮した設計
  • 1つのグローバルIPアドレスで複数のインスタンスを収容
  • ワイルドカード証明書を1つ、編集用ホスト名の証明書を別途用意
  • 編集用に社内からのみアクセスできるようにプライベートIPアドレスを割り当て
IPアドレス公開用: xx.yy.zz.ww
編集用: 172.16.0.200
SSL証明書公開用: *.wp.example.jp
編集用: edit.internal.example.local
収容ドメイン名wp.example.jp
公開用URLhttp://[インスタンスID].wp.example.jp/
公開用SSL URLhttps://[インスタンスID].wp.example.jp/
編集用URLhttps://edit.example.local/[インスタンスID]/

URL設計例 3

  • 1つのグローバルIPアドレスで1つのインスタンスのみをサービス(このホストはwww専用とする)
  • SSL証明書はwww.example.jpの1つのみを用意
  • 編集用URLは専用に用意せず、違うポート番号で受け付ける
  • IPフィルタを組み合わせることにより、編集用URLには社内からのみ接続することが可能
IPアドレス公開用 / 編集用: xx.yy.zz.ww
SSL証明書公開用 / 編集用: www.example.jp
収容ドメイン名example.jp
公開用URLhttp://[インスタンスID].example.jp/
※インスタンスIDを「www」とすることにより、www.example.jpをサービスする
公開用SSL URLhttps://[インスタンスID].example.jp/
※インスタンスIDを「www」とすることにより、www.example.jpをサービスする
編集用URLhttps://www.example.jp:10443/[インスタンスID]/

URL設計例 4

  • 1つのグローバルIPアドレスで1つのインスタンスのみをサービス(このホストはwww専用とする)
  • SSL証明書はEV-SSL証明書を1つのみ用意
    • SANで編集用ホスト名を設定する
      ※SANの仕様はSSL証明書ベンダーにより異なります。
IPアドレス公開用 / 編集用: xx.yy.zz.ww
SSL証明書公開用: www.example.jp
編集用: edit.wp.example.jp(SAN)
収容ドメイン名example.jp
公開用URLhttp://[インスタンスID].example.jp/
※インスタンスIDを「www」とすることにより、www.example.jpをサービスする
公開用SSL URLhttps://[インスタンスID].example.jp/
※インスタンスIDを「www」とすることにより、www.example.jpをサービスする
編集用URLhttps://edit.example.jp:10443/[インスタンスID]/