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インライン要素/その他 †
- インライン要素は、必ずブロック要素の子要素になっています。
- 行頭書式でブロック要素を明示しない場合は、段落の子要素となります。
- 行頭書式でブロック要素を明示した場合は、指定したブロック要素の子要素になります。
- 特定のインライン要素は、他のインライン要素を子要素にすることができます。
- インライン要素はブロック要素を子要素にすることはできません。
- インライン要素となるプラグイン及びユーザー定義は &〜; の形式になっています。
- インライン要素となるプラグインに対してオプションと子要素を指定する場合は、 &プラグイン名(オプション){子要素}; の形式になります。
文字列 †
文字列
文字列はインライン要素です。
- 文字列は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 文字列は、他のインライン要素を子要素にすることができません。
改行 †
インライン要素~
行末に~を書くと行末改行になります。行末改行はブロック要素内での改行になります。
- 行末改行の次の行の行頭書式は無効になり、文字列として扱われます。
- 行末改行は、他のインライン要素の子要素になることはできません。
- 行末改行は、他のインライン要素を子要素にすることはできません。
- 行末改行は、定義リストの定義語、表組みの要素、#で始まるブロック要素のパラメタの中では使用できません。
&br;
行中に &br; を書くと、そこで改行されます。行末の ~ と違い、定義リストの定義語や表組の要素、# で始まるブロック要素のパラメタの中でも使用できます。
- 行中改行は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 行中改行は、他のインライン要素を子要素にすることはできません。
強調・斜体 †
''インライン要素''
行中のインライン要素を '' ではさむと、インライン要素が 強調表示 になります。
- 強調は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 強調は、他のインライン要素を子要素にすることができます。
'''インライン要素'''
行中のインライン要素を ''' ではさむと、インライン要素が 斜体表示 になります。
- 斜体は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 斜体は、他のインライン要素を子要素にすることができます。
文字サイズ †
&size(サイズ){インライン要素};
行中に &size を書くとインライン要素の文字サイズを指定することができます。サイズはピクセル単位(px)で指定します。例えば20を指定すると、20ピクセルの文字の大きさになります。
- 文字サイズは、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 文字サイズは、他のインライン要素を子要素にすることができます。
文字色 †
&color(文字色,背景色){インライン要素};
行中に &color と書くとインライン要素の文字色と背景色を指定することができます。背景色は省略できます。
- 文字色は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 文字色は、他のインライン要素を子要素にすることができます。
取消線 †
%%インライン要素%%
行中のインライン要素を%%ではさむと、インライン要素に取消線が付きます。
- 取消線は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 取消線は、他のインライン要素を子要素にすることができます。
下線 †
%%%インライン要素%%%
行中のインライン要素を%%%ではさむと、インライン要素に下線がつきます。
- 取消線は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 取消線は、他のインライン要素を子要素にすることができます。
注釈 †
((インライン要素))
行中でインライン要素を (( と )) ではさむと、注釈*1が作成され、行中に注釈へのリンクが貼られます。
- 注釈は、他のインライン要素の子要素になることができます。親要素は注釈文ではなく、注釈へのリンクに反映されます。
- 注釈は、他のインライン要素を子要素にすることができます。子要素は注釈文に反映されます。
添付ファイル・画像の貼り付け †
&ref(添付ファイル名);
&ref(ファイルのURL);
行中で &ref を記述すると、添付ファイルまたは指定されたURLにあるファイルへのリンクを貼り付けることができます。ファイルが画像ファイルの場合は、その画像を表示します。
- &ref には、カンマで区切って下記のパラメタを指定できます。パラメタを省略した場合はデフォルト値となります。
添付ファイルのページ
- 添付ファイルが存在するページ名を指定します。デフォルトは現在のページです。
- このパラメタを指定する場合は、添付ファイル名の次に記述します。
nolink
- デフォルトでは添付ファイルへのリンクが張られますが、nolink を指定するとリンクを張りません。
代替文字列
- ファイル名の代わりに表示する文字列や画像の代替文字列を指定できます。指定しない場合は、ファイル名になります。
- 代替文字列には文字列以外のインライン要素を含めることはできません。ページ名、文字列以外のインライン要素を記述しても文字列として扱われます。
- このパラメタを指定する場合は、最後に記述します。
- &ref は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- &ref は、他のインライン要素を子要素にはできません。
画像へのリンク貼付け †
[[&ref(画像ファイル名);>ページ名|URL など]]
エイリアスの指定と、画像ファイルの貼付けを組み合わせて、画像にリンクを貼り付けることができます。
ルビ構造 †
&ruby(ルビ){インライン要素};
行中で &ruby を書くとインライン要素に対するルビをふることができます。ルビに対応していないブラウザではルビが本文中に ( と ) に囲まれて表示されます。
- ルビ構造のルビにはインライン要素を記述します。ただし、ルビの特性上、期待通りの表示になるとは限りません。
- ルビ構造は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- ルビ構造は、他のインライン要素を子要素にすることができます。
- ルビ構造をルビ構造の子要素にはできません(ネストはできません)。
- 注釈内や文字サイズを小さくしている部分での使用は、ルビが判読できなくなるので避けてください。
アンカーの設定 †
&aname(アンカー名);
&aname(アンカー名){インライン要素};
行中で &aname を記述するとリンクのアンカーを設定することができます。リンクの飛び先にしたい位置に記述します。
- アンカー名は、半角アルファベットから始まる半角アルファベット・数字・ハイフン・アンダースコアからなる文字列を指定します。
- アンカー名の中には、全角文字や半角空白文字、半角記号を含めることはできません。
- アンカー設定は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- アンカー設定は、他のインライン要素を子要素にすることができます。
カウンタ表示 †
&counter;
&counter(オプション);
行中で &counter を記述するとそのページにアクセスした人の数を表示することができます。
- &counter には次のオプションを指定できます。オプションを省略した場合はallが指定されたものとみなされます。
today
yesterday
all
- カウンタ表示は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- カウンタ表示は、他のインライン要素を子要素にはできません。
オンライン表示 †
&online;
行中で &online を記述すると現在アクセス中の人数を表示することができます。
- オンライン表示は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- オンライン表示は、他のインライン要素を子要素にはできません。
バージョン表示 †
&version;
行中で &version を記述するとPukiWikiのバージョンを表示することができます。
- バージョン表示は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- バージョン表示は、他のインライン要素を子要素にはできません。
WikiName †
WikiName
行中で、1つ以上の大文字→1つ以上の小文字→1つ以上の大文字→1つ以上の小文字の組合わせからなる半角//文字列はWikiNameになります。
- WikiNameの中には、全角文字や半角空白文字、記号、数字を含めることはできません。
- WikiNameは、PukiWiki内のページ名になります。すでに存在するページであればそのページへのリンクが自動的に貼られます。存在しない場合はWikiNameの後ろに?が自動的に付き、そのページを新規作成するためのリンクが貼られます。
- WikiNameは、他のインライン要素の子要素になることができます。
- WikiNameは、他のインライン要素を子要素にはできません。
ページ名 †
[[ぷきうぃき]]
行中で [[ と ]] で囲まれた文字列はページ名になります。
- ページ名の中には、全角文字、記号、数字、半角空白文字を含めることができます。
- ページ名の中には、"#&<> を含めることはできません。
- すでに存在するページであればそのページへのリンクが自動的に貼られます。存在しない場合はページ名の後ろに?が自動的に付き、そのページを新規作成するためのリンクが貼られます。
[[ページ名#アンカー名]]
- ページ名は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- ページ名は、他のインライン要素を子要素にはできません。
InterWiki †
[[InterWikiName:ページ名]]
行中のページ名形式の文字列の中で、: で2つの文字列を区切るとInterWikiになります。:の前にはInterWikiNameのページで定義したInterWikiNameを、: の後ろにはページ名を記述します。
[[InterWikiName:ページ名#アンカー名]]
- ページ名の後ろにアンカー名をつけることもできます。
- InterWikiNameの中には、全角文字を含めることができます。
- InterWikiNameの中には、半角空白文字を含めるができます。
- InterWikiは、他のインライン要素の子要素になることができます。
- InterWikiは、他のインライン要素を子要素にはできません。
リンク †
[[リンク名:URL]]
行中のInterWikiNameの形式の文字列の中で、: の前に任意のリンク名を、: の後ろにURLを記述すると、そのリンク名でURLに対するリンクを貼ることができます。
- リンク名には、全角文字や半角空白文字を含めることができます。メールアドレスを指定する場合は、mailto:を書かずにアドレスだけを記述します。
http://www.example.com/
https://www.example.com/
ftp://ftp.example.com/
news://news.example.com/
foo@example.com
- 行中に直接、URLを記述した場合は自動的にそのURLに対するリンクが貼られます。
- 記述したURLが画像ファイルである場合は、その画像を表示します。
- リンクは、他のインライン要素の子要素になることができます。
- リンクは、他のインライン要素を子要素にはできません。
エイリアス †
[[エイリアス名>ページ名]]
行中のページ名形式の文字列の中で、> で2つの文字列を区切るとエイリアスになります。 > の前にはエイリアス名を、> の後ろにはページ名を記述します。
エイリアスはPukiWiki内のページ名とは別のエイリアス名で、指定したページへのリンクを貼ります。
[[エイリアス名>ページ名#アンカー名]]
[[エイリアス名>#アンカー名]]
- ページ名にアンカー名を付け加えてアンカーへのリンクを貼ることができます。ページ名とアンカー名の間には#をつけます。カレントページのアンカーへリンクを貼る場合はページ名を省略することができます。
[[エイリアス名>http://www.example.com/]]
[[エイリアス名>https://www.example.com/]]
[[エイリアス名>ftp://ftp.example.com/]]
[[エイリアス名>news://news.example.com/]]
[[エイリアス名>foo@example.com]]
[[エイリアス名>InterWikiName:ページ名]]
[[エイリアス名>InterWikiName:ページ名#アンカー名]]
- エイリアスをURLやInterWikiと組み合わせることもできます。
[[エイリアス名:http://www.example.com/]]
[[エイリアス名:https://www.example.com/]]
[[エイリアス名:ftp://ftp.example.com/]]
[[エイリアス名:news://news.example.com/]]
[[エイリアス名:foo@example.com]]
- URLを指定する場合は、>の代わりに:も使用できます。
- エイリアス名の中には、全角文字を含めることができます。
- エイリアス名の中には、半角空白文字を含めることができます。
- 階層化されたページでは、ページ名を相対指定することができます。
- エイリアスは、他のインライン要素の子要素になることができます。
- エイリアスは、他のインライン要素を子要素にできます。
タブコード †
&t;
行中で &t; と書くと、タブコードに置換されます。
通常、フォーム内ではキーボードからタブコードを直接入力できない*2ので、タブコードを入力したい位置に&t;を記述すると、保存時にタブコードに置換します。
- タブコードは、記事が書き込まれるときに置換されて記録されます。
- タブコードは、他のインライン要素の子要素になることができます。
- タブコードは、他のインライン要素を子要素にはできません。
ページ名置換文字 †
&page;
&fpage;
行中で &page; 及び &fpage; と書くと、編集中のページ名に置換されます。ページ名が階層化されたページで「hogehoge/hoge」となっている場合、 &page; は「hoge」に、 &fpage; は「hogehoge/hoge」に置換されます。階層化されていないページでは、 &page; も &fpage; も同じになります。
- ページ名置換文字は、記事が書き込まれるときに置換されて記録されます。
- ページ名置換文字は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- ページ名置換文字は、他のインライン要素を子要素にはできません。
日時置換文字 †
&date;
&time;
&now;
- 行中で &date; と書くと、更新時の日付に置換されます
- 行中で &time; と書くと、更新時の時刻に置換されます
- 行中で &now; と書くと、更新時の日時に置換されます
date?
time?
now?
- PukiWiki 1.3系との後方互換性のために、 date?、 time?、 now? についても使用できるようにしてあります。
- &date;、 &time;、 &now;は、記事が書き込まれるときに置換されて記録されます。
- &date;、 &time;、 &now;は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- &date;、 &time;、 &now;は、他のインライン要素を子要素にはできません。
&_date;
&_time;
&_now;
- 行中で &_date; と書くと、表示時の日付に置換されて出力されます。
- 行中で &_time; と書くと、表示時の時刻に置換されて出力されます。
- 行中で &_now; と書くと、表示時の日時に置換されて出力されます。
&lastmod;
&lastmod(ページ名);
- 行中で &lastmod; と書くと、そのページの最終更新日時に置換されて出力されます。
- ページ名を指定すると、その指定されたページの最終更新日時に置換されて出力されます。
- &_date;、 &_time;、 &_now;、 &lastmod;は、記事が表示されるときに置換されて出力されます。
- &_date;、 &_time;、 &_now;、 &lastmod;は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- &_date;、 &_time;、 &_now;、 &lastmod;は、他のインライン要素を子要素にはできません。
文字参照文字 †
文字参照は、SGMLで定義されている文字参照文字(©や®など)のほか、下記の独自の文字参照文字が使用できます。
&heart;
⌣
&bigsmile;
&huh;
&oh;
&wink;
&sad;
&worried;
- 行中で&heart;と書くと、ハートマーク に置換されて出力されます。
- 行中で⌣と書くと、 に置換されて出力されます。
- 行中で&bigsmile;と書くと、 に置換されて出力されます。
- 行中で&huh;と書くと、 に置換されて出力されます。
- 行中で&oh;と書くと、 に置換されて出力されます。
- 行中で&wink;と書くと、 に置換されて出力されます。
- 行中で&sad;と書くと、 に置換されて出力されます。
- 行中で&worried;と書くと、 に置換されて出力されます。
- 文字参照文字は、表示されるときに置換されます。
- 文字参照文字は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 文字参照文字は、他のインライン要素を子要素にはできません。
数値参照文字 †

進数;
進数;
行中で &# と ; の間に10進数を、&#x と ;の間に16進数を書くと、Unicodeを数値参照して表示します。キーボードから直接入力できない文字やJIS第3水準・第4水準の文字などの表示に使用します。たとえば、内田百閒と入力すると、内田百閒と表示されます。
- 数値参照文字は、表示されるときに置換されます。
- 数値参照文字は、他のインライン要素の子要素になることができます。
- 数値参照文字は、他のインライン要素を子要素にはできません。
- 16進数は半角小文字で指定する必要があります(XHTML 1.0 第2版から小文字に限定されました)。
その他 †
コメント行
// コメント
行頭で // を指定すると、コメント行になります。コメント行は出力されない行です。
- コメント行は、他の要素と無関係に行単位でどの位置にも記述できます。
- コメント行は、前後の他の要素に何ら影響を及ぼしません。
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注釈のサンプル
クリップボードからの貼り付けの場合はタブコードを直接入力できます。
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